パスカルの計算機

パスカルの計算機

計算機の歴史を述べる上で、絶対にはずすことができないのが、このパスカルの計算機です。世界で始めての計算のできる機械でした。歯車を組み合わせることで計算しています。「パスカリーヌ」といいます。パスカリーヌの写真は、参考文献のページからご覧いただけます。

パスカルが計算機を作ろうと思い立ったのには、パスカルの父の存在があります。 税務関係の仕事をしていたパスカルの父は、日々計算に明け暮れる毎日をすごしていました。 その大変さを日ごろから見ていたパスカルは、1642年ころ(パスカルはまだ19歳でした)、父の仕事を少しでも楽にしてあげるために計算機を作りました。その計算機は足し算と引き算しかできないものでしたが、当時にしてみれば画期的なものでした。

*パスカルの計算機の完成年度は、文献によってばらつきがあります。ここでは計算機の歴史で述べられているものを記述いたしました。

参考文献

コンピュータの歴史

パスカリーヌをはじめ、計算機の歴史が写真とともに詳しく説明されています。