計算尺の基本操作

計算尺の基本操作

1.はじめに

計算尺で計算する前に、前のページで計算尺の部分の名前を紹介しました。このページでは正しい動かし方を紹介します。

正しい動かし方にこだわる必要はありませんが、一度ご覧ください。

2.計算尺の正しい動かし方

「計算尺に正しい動かし方なんかあるのか?」と思いそうですが、説明書には書いてあるので書いておきましょう。便宜上、計算尺の部分に番号をつけます。


2.1.カーソル操作

2.1.1.片面計算尺、あるいは両面計算尺の表面の場合

表面というのは、計算尺を置いたとき、カーソルのばねが上(奥)にくる向きです。分かりにくいかもしれませんが、表面を上にして、カーソルのばねのある側を押すと、カクカク動きます。

おおざっぱに滑らせるときは、左手、あるいは右手の親指で、カーソルの角の1.あるいは2.を押します。そのとき、押している親指は計算尺のふち5.(面ではなく、角)に沿って動かしてください。残りの指は計算尺のふち6.に沿って動かします。

微調整のために、少し滑らせるときは、両手の親指で1.と2.を押し、力を加減してメモリにあわせます。そのとき、指は上と同じように、5.や6.に添えておきます。

2.1.2.両面計算尺の裏面の場合

裏面の場合は上記の方法と若干変わります。(ここで番号は裏返したことは考慮に入れず、見た目の向きで表しています。

たとえば、表で上にあった3.は裏返すと1.の位置にきますが、見た目で1.の位置にあるものを単に1.とあらわします。)

おおざっぱに滑らせるときは、左手、あるいは右手の人差し指でカーソルの角の3.あるいは4.を押します。このとき、親指は計算尺のふち5.に、人差し指を含めた残りの指は計算尺のふちの6.に添えておきます。

微調整のために少し滑らせるときは、両手の人差し指で3.と4.を押し、力を加減してメモリにあわせます。そのとき、指は上と同じように、5.や6.に添えておきます。

2.2.滑尺操作

滑尺は表面でも裏面でも同様です。

おおざっぱに動かすときは、片手の親指で計算尺の端7.あるいは8.をもち、もう片方の手の親指と人差し指で滑尺を持ち、引き出したり、引っ込めたりします。

微調整のために少し滑らせるときは、滑尺が飛び出ているほうの手の親指と人差し指で滑尺の飛び出ている部分を持ちます。もう片方の手の親指は固定尺のふち5.に、人差し指は滑尺のふち9.に、残りの指は固定尺のふち6.に添えて、力を加減してメモリにあわせます。

3.さいごに

以上がHemmi計算尺の説明書でも説明されている操作方法です。あまり堅苦しく考えず、使いやすいように操作すればだいたい上の操作方法になると思います。